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2/1 正午から、緊急院内集会「生活保護の引き下げは何をもたらすのか」を開催します。

チラシのダウンロードはこちらから


 生活保護基準引き下げの流れが鮮明になってきています。

 今年年1月18日、厚生労働省の社会保障審議会・生活保護基準部会は報告書を発表。子どものいる世帯や20~50代の単身世帯などにおいて、一般低所得世帯(最も所得の低い10%の層)の消費実態が 生活保護基準を下回るという検証結果を示しました。
 この報告書を受けて、田村憲久厚労相は生活保護基準の引き下げ方針を明言しています。

 しかし、生活保護基準部会の報告書には、「今般、生活扶助基準の見直しを具体的に検討する際には、現在生活保護を受給している世帯及び一般低所得世帯、とりわけ貧困の世代間連鎖を防止する観点から、子どものいる世帯への影響にも配慮する必要がある。」という文言も盛り込まれており、安易な引き下げに警鐘を鳴らしています。

 この検証結果を機械的にあてはめると、「夫婦と子ども2人の世帯」では14.2%も生活保護基準が引き下げられることになり、生活保護世帯の子どもたちが最も深刻な影響を受けることが懸念されています。
 また、生活保護基準は就学援助など他の貧困対策の基準とも連動しているため、基準引き下げは社会保障水準全体の引き下げに直結します。
 
 果たして、下位10%の一般低所得世帯の消費実態との比較という手法は妥当なのか。
 引き下げにより、生活保護世帯や低所得世帯全体にどのような影響があるのか。

 当事者の方々の声を聞きながら、一緒に考えませんか。
 ぜひ、ご参集ください。


開催概要
【日時】 2013年2月1日(金)12:00~14:00

【場所】  衆議院第1議員会館 多目的ホール

 ※ 一般参加の方は11時45分から上記会館1階ロビーで通行証を配布します。  

【プログラム】
(敬称略)
 基調講演
  「生活保護基準部会報告書を検証する」 吉永純(花園大学)
        
 特別報告
  「生活保護基準と子どもの貧困」
      山野良一(千葉明徳短期大学、元・児童福祉司)
  「福祉事務所から見た生活保護制度の『見直し』」
      田川英信(元ケースワーカー)

 生活保護利用当事者の方々の声

司会進行  雨宮処凛(作家)、稲葉剛(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい)


【主催】「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション

 

1月22日(火)、署名提出行動&生活保護基準部会報告書を踏まえた緊急記者会見」をおこないます。

  いのちの最終ラインをまもろう。   

生活保護基準部会報告書を踏まえた緊急記者会見等のお知らせ

                       
 社会保障審議会・生活保護基準部会が1月18日に報告書をとりまとめたことから、生活保護基準の引き下げのおそれが強まっています。
 ついては、下記のとおり、街頭アクションと記者会見を予定しておりますので、是非、ご参集いただけると幸甚に存じます。


 
1 厚生労働大臣宛署名と要請書の提出
   【日時】2013年1月22日(火)13時~
   【場所】厚生労働省第5共用室(古川保護課長がご対応予定)

2 記者会見
   【日時・場所】同日13時45分~ @厚生労働記者会
   【内容】1 報告書とりまとめを踏まえた要請書の発表
       2 当事者・支援者の声
  【発言者】
    ○ 宇都宮健児(弁護士、元日弁連会長)
    ○ 稲葉剛(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表理事)
    ○ 雨宮処凛(作家)
    ○ 川口有美子(ノンフィクション作家)
    ○ 田川英信(元ケースワーカー)
    ○ 全国青年司法書士協議会役員司法書士
    ○ 生活保護利用当事者            ほか

3 与党(自民党・公明党)宛要請書の提出
  【日時・場所】同日15時以降(調整中)
         (両党本部で提出できるよう要請し回答待ちの状態)

1月16日(水)、18日(金)は厚労省前へ!←生活保護基準引き下げに反対する緊急アクションをおこないます!

田村憲久・新厚生労働大臣は就任後、生活保護基準の引き下げを明言しています。
1月16日(水)と18日(金)には、厚生労働省にて生活保護基準部会が異例の形で連続開催され、生活保護基準引き下げ方針が示される可能性があります。

第12回社会保障審議会生活保護基準部会の開催について
 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ruqy.html

第13回社会保障審議会生活保護基準部会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002seyn.html

この動きにたいして、「STOP!生活保護基準引き下げ」アクションでは、下記の予定で、生存権裁判を支援する全国連絡会とともに、緊急のアクションを行ないます。

《厚生労働省前での抗議アクション》
 日時 ①1月16日(水)正午から
    ②1月18日(金)午前9時

 場所 ともに厚生労働省(合同庁舎5号館)前

     地図  http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shozaiannai/ 


《記者会見など》

 以下は1月12日時点の予定であり、変動の可能性があります。

1月16日(水)16時(予定)~@厚生労働記者会
       緊急声明発表

1月22日(火)
   13時    厚生労働大臣に署名提出・要請行動
   13時45分 厚生労働記者会にて記者会見
   15時以降 自民党・公明党への要請行動    

2月1日(金) 正午~14時 院内集会 
          @衆議院第一会館多目的ホール


「いのちの最終ラインを守ろう!」という声を共にあげましょう!
ぜひお集まりください。
 

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