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《生活保護問題対策全国会議 設立6周年記念集会》の動画

生活保護問題対策全国会議 設立6周年記念集会 生活保護基準引き下げ直前! 何が問題か? どう立ち向かうか!》が2013年7月27日東京渋谷で開催されました。この映像記録を@Free_Journal石坂元一さん(フリージャーナリスト)が作成してくれました。石坂さん、ありがとうございます!

 

 

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「生活保護問題対策全国会議」設立6周年記念集会(写真9枚)

生活保護問題対策全国会議 設立6周年記念集会》「生活保護基準引き下げ直前! 何が問題か? どう立ち向かうか!」に行ってきました。(写真と文章: 野神健次郎

会場となった東京・青山の東京ウィメンズプラザです。 男の子はちょっとドキドキするかも知れません?(笑)


受付のみなさんです。お疲れさまです。

 

開始前のホール内。静かできれいな、落ち着いた雰囲気の会場です

 

花園大学・吉永純さんの基調講演です。今回の改正(正しくは改悪)の特徴について、などなど。

 

引きつづき吉永純さんの講演です。「生活保護がターゲッ ト・生贄に」。

 

中日新聞・白井康彦さんの講演「ゼッタイおかしい! 生活扶助相当CPI(物価指数)」です。基準引き下げの根拠となった厚労省説明を論破します。

 

休憩時間に弁護士の宇都宮健児さんをパチリ。いきなり 「写真撮らせてください!」と云ってシャッターを切りはじめても、終始ニコニコ笑顔で応えてくださいました。ありがとうございました。

 

「フォアミセス」(秋田書店)で「陽の当たる家 ~生活保護に支えられて~」の連載を開始された漫画家・さいき まこさんのお話。漫画をとおしてバッシングがなくなることを願う、と訴えておられました。

 

生活保護問題対策全国会議・代表幹事の尾藤廣喜さんが最後を締めます。いつになく険しい表情のように思いました。生活保護だけの問題にとどまらないので、労働や年金などのさまざまな分野とつながりを保つこと、当事者が立ち上がることの重要性などを説いておいででした。

 

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みわよしこさん『生活保護リアル』

みわよしこさん(フリーランスライター/「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)の『生活保護リアル』が日本評論社から2013年7月5日発刊されました。すでに各方面から高い評価の声があがっています。「STOP!生活保護基準引き下げ」アクションからも強くお勧めしたい1冊です。著者によるブログ版元の Twitter も開設されています。

本日の「生活保護リアル」

書籍「生活保護リアル」(日本評論社)

みわよしこ『生活保護リアル』

みわよしこ生活保護リアル』日本評論社(2013.7)

目次

はじめに

第1章 生活保護制度とはなんだろう?

生活保護はどうなったら利用できるのか?
生活保護を利用するにはどうすればよいのか?
どのような人が生活保護を利用しているのか?
生活保護受給者は「働けるのに働かない?」
生活保護費の内容と金額決定のメカニズムは?
生活保護に関する最大の誤解と最大の問題

第2章 妻の浮気、服役、ホームレス、そして生活保護へ

八二歳の穏やかな日常
志願して少年兵に、そして遍歴の始まり
生活保護をめぐる複雑な思い
ギリギリのやりくりのなかで

第3章 燃え尽きた公務員ワーキングプア

北海道の小さな町での静かな毎日
離婚、非正規雇用、職場イジメ、そして生活保護
「公務員ワーキングプア」が見た子どもの貧困
「今は、人生の休憩時間」
日常生活の中で見出す小さな希望

第4章 希望は「もう1度納税者になること」

治療の必要性と自立への焦りの間で
「生活リズムを安定させる」という課題へのひたむきな取り組み
常に経済的自立を意識していた少女時代
真面目に熱心に働いた末の「過労うつ」
アルバイトや派遣を転々とする日々
精神的DVからネットカフェ難民に、そして生活保護の申請に
緩やかでも確実な回復を目指して
自立に向けてのステップとジレンマ
「弱者でなくなるために生活保護を利用している」が

第5章 ゆるやかに、しかし着実に自立へと歩みつつ

「食事を作っているときが一番楽しい」
「保険適用のカウンセリング」から生活保護へ
医師によるハラスメント
自分の足での歩みが始まる
攻撃の的にされる生活保護当事者
精神障害の「だるさ」と回復への道のり
生活保護費で必要最小限の生活を支えてほしい

第6章 働けど生活保護から脱却できない「働き盛り」

高校中退、そして不安定就労の繰り返し
「生活保護があってよかった」
再就職への厳しすぎる道のり
生活保護から脱出できない「正社員」待遇
ふたたびの求職、そして焦り
日々の喜びと将来への不安

第7章 「江戸川中3勉強会」二五年目の夏

火曜日の夕方、公営施設の集会室にて
「あたりまえ」を最初から奪われている子どもたち
貧困地域の中学校教員の絶望
子どもたちの「あたりまえ」を取り戻すために
二五歳前後まで立ちはだかる「壁」

第8章 困っている人々を支えるということ

障害者の貧困の実態と、その背景にあるもの
「普通のおじさん」として支援する立場から
専門家として支援する立場から
法律家としての立場から
いちばん切り下げやすいところから叩く

第9章 生活保護制度を支える側の素顔

「人と暮らすところ」を感じさせる葛西駅前
福祉事務所とケースワーカーの多忙な日常
福祉事務所に配属されるまでの多様な経緯
限られた財政力のなかで福祉に注力する江戸川区
高齢化を抑制したとしても、生活保護費は抑制できない
さまざまな「自立」の形を支える
まず人間関係の構築から
当事者の努力だけでは実現できない「経済的自立」

第10章 「健康で文化的な最低限度の生活」とは?

少女と「浮浪者」たちとの出会い
拒絶された「福祉の善意」
「誰でもない制度」と「隣のあなた」の間で
「最低限の生活」を明らかにする研究
人間の生活の「基本」とはなんだろう?
「働けるはずなのに昼間からブラブラしている」
時代に合わせて変わるべき「貧困」概念

第11章 生活保護制度を誰がどこへ向かわせているのか

増え続ける生活保護受給者・世帯数
生活保護基準引き下げへの道
「豊かな国」のなかの餓死
政治家、メディア一体となった動き
矢継ぎ早の改悪
波状攻撃にさらされながら

みわよしこ生活保護リアル』日本評論社(2013.7)

 

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さいきまこさんの漫画『陽のあたる家 生活保護に支えられて』

さいきまこさん(漫画家/「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)が「生活保護」をテーマに描いた『陽のあたる家 生活保護に支えられて』が秋田書店発行の月刊誌「フォアミセス」で短期集中連載開始です。8月号・9月号・10月号の3回に分けて掲載されます。次回8月3日発売の9月号では「水際作戦」と「スティグマ」について、最終回9月3日発売の10月号では「保護費引き下げの他制度への影響」が描かれます。この作品『陽のあたる家 生活保護に支えられて』には「NPOもやい」と「生活保護問題対策全国会議」が取材協力しています。

フォアミセス8月号表紙

フォアミセス 2013年8月号

《衝撃のシリーズよみきり第1話!! 
先の見えない今だがら、知っておきたい「生活保護」のこと!!
陽のあたる家 生活保護に支えられて
さいきまこ
ささやかながら幸せな生活を送っていた一家を、突然襲った悲劇…!!
ある日、夫が倒れ、収入が絶たれ…!?》

 

みわよしこさん(フリーランスライター/「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)が、『陽のあたる家 生活保護に支えられて』をブログで紹介されています。

さいきまこ「陽のあたる家 生活保護に支えられて」

 

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「生活保護はねつけ法案」を永久廃案に!参院選前緊急集会(写真16枚)

「生活保護はねつけ法案」を永久廃案に!参院選前緊急集会》(2013年7月3日/司法書士会館・日司連ホール/主催:「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)の写真16枚を公開します。

※集会の映像記録はこちらでご覧になることができます。

司会進行は稲葉剛さん(NPOもやい)です。

集会に参加された皆さま、お疲れさまでした。今回はいらっしゃれ なかった仲間の皆さまもありがとうございました。約140名の方 が参加されたリレートーク集会は「2時間が短い!」という感じで した。

みわよしこさん(フリーランスライター)による基調報告「国会傍聴メモより」。なお、みわさんの著書『生活保護リアル』が集会の翌々日(7/5)から全国の書店に並びました。ネット書店の「Amazon」では品薄状態が続いているそうです。

 

辻清二さん(全国生活と健康を守る会連合会《全生連》)。

 

渡辺さん(ケースワーカー)。

 

三輪隆さん(埼玉大学・憲法学)。

 

井上久さん(全国労働組合総連合《全労連》)。

 

本山央子さん(アジア女性資料センター)。

 

M」さん(きょうされん)。

 

高野昭博さん(埼玉で生活困窮者支援活動に従事)。

 

末吉俊一さん(埼玉県精神障害者団体連合会ポプリ)。

 

O」さん(「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)。

 

中村光男さん(企業組合あうん)。

 

川西浩之さん(「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)。

 

池田幸代さん(福島みずほ事務所)。

 

荒井純二さん(生存権裁判を支援する全国連絡会)。

 

徳武聡子さん(生活保護問題対策全国会議)。

 

写真はありませんが、メッセージクロス作者「M」さん(「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)、「S」さん(NPOさんきゅうハウス)の発言もありました。
集会の映像記録はこちらでご覧になることができます。「M」さん・「S」さんの声も聴くことができます。

 

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動画《7/3「生活保護はねつけ法案」を永久廃案に!参院選前緊急集会》

「生活保護はねつけ法案」を永久廃案に!参院選前緊急集会》(2013年07月03日/司法書士会館・日司連ホール/主催:「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)の動画(2本)が公開されました。動画制作は FreeJournal1 さん(フリージャーナリスト)です。ありがとうございます!


2013年07月03日東京・四谷、「生活保護はねつけ法案」を永久廃案に!参院選前緊急集会

 


2013年07月03日東京・四谷 山谷労働者の証言 《※「企業組合あうん」 中村光男さんの発言です》

 

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全日本民医連《【声明】「生活保護法の一部を改正する法律案」の廃案を歓迎する》

全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)が《【声明】「生活保護法の一部を改正する法律案」の廃案を歓迎する》を2013年6月26日発表しました。その全文を転載させていただきます。

☆転載開始☆

【声明】「生活保護法の一部を改正する法律案」の廃案を歓迎する

2013年6月26日
全日本民主医療機関連合会
会長 藤末 衛

本日、参議院本会議で安倍晋三首相の問責決議が可決され、多くの国民が反対していた「生活保護法の一部を改正する法律案」は廃案となりました。法案審議に対しては、全国生活と健康を守る会連合会が、連日、参議院議員会館前に座り込み、法案への反対意思を示してきました。全日本民医連もこの運動に連帯し、廃案を訴えてきました。

この法案については、生活保護申請を役所の窓口で妨げる「水際作戦」を助長するものだとの世論の批判を受けて、衆議院厚生労働委員会では修正案が出され、厚生労働大臣も「運営面は現行と変わるものではない」との答弁を繰り返しました。しかし、法律が変われば各自治体窓口の職員が生活保護抑制の姿勢を強めることは容易に想像できます。さらに、生活保護バッシングでも取り上げられた「扶養義務」を保護の要件とするような条文も新設され、生活保護申請を諦めさせるねらいが明らかな、到底容認できない法案でした。多くの生活困窮者の生活保護申請を今以上に抑制する重大な改悪であり、廃案を心から歓迎します。

全日本民医連は2012年から「STOP!生活保護基準引き下げ」アクションなどの運動にも参加して、生活保護基準の引き下げに反対する運動を強めてきました。生活保護受給者の生活実態調査にも取り組み、今でもギリギリの生活実態を明らかにしてきました。生活保護バッシングが広げられる中、各地で生活保護受給者が実態を発言されたことなどが、世論を動かし、今回の結果につながったものと考えます。

全日本民医連は7月の参議院選挙で、憲法25条を守り社会保障の充実をめざして奮闘し、二度と今回のような改悪法案が国会へ提出されることのないよう全力を尽くし、すべての国民が健康で文化的な生活を保障されるように、より一層運動を強めます。

☆転載終了☆

 

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毎日新聞《生活保護:集団提訴へ…1000人規模「減額不当」》

「毎日新聞」《生活保護:集団提訴へ…1000人規模「減額不当」》(2013年7月1日朝刊)を紹介させていただきます。遠藤拓(えんどう ひろし)記者の署名入り記事です。

☆転載開始☆

生活保護:集団提訴へ…1000人規模「減額不当」

8月に始まる生活保護費の切り下げは不当だとして、全国各地の受給者が連携し、各自治体に切り下げの取り消しを求める行政訴訟を1000人規模で起こす見通しになった。関係者によると、生活保護関連では過去最大規模の訴訟となる。日常生活費にあたる「生活扶助」を3年で最大10%減額する切り下げの当否が、司法の場で争われる。

政府は生活扶助を3年で平均6.5%、最大10%削減する方針を打ち出している。2003年度の0.9%を大きく上回り、1950年の制度創設以来、最も大きな切り下げになる。

これに対し、受給者を支援する複数の団体が30日、京都市で会合を開き、新団体を設立して対応する方針を確認した。新団体は1万人を目標に受給者を募り、切り下げ開始後に自治体に不服を申し立てる「審査請求」を行う。裁決は50日以内に出るが、退けられる公算が大きく、1割程度が訴訟に移行し、年内にも各地で提訴する方向という。

支援団体側は審査請求や訴訟を通じて▽物価下落を主な要因とした最大10%の切り下げは行政の裁量権を逸脱する▽切り下げは生存権を保障した憲法25条に違反する▽受給者は物価下落のメリットを享受しづらく、それを理由とした切り下げは不当−−などと主張する方針だ。

30日の会合では、北海道、東京、新潟、大阪、京都、広島の6都道府県で既に受給者を募る動きが具体化し、審査請求する人が1000人単位に上る地域が複数になるとの見通しが報告された。

会合を呼び掛けた生活保護問題対策全国会議の代表幹事、尾藤広弁護士は「前例のない減額には、前例のない反撃をする必要がある。受給者の実情を広く知ってもらいたい」と話している。

生活保護関連では、老齢加算や母子加算の廃止取り消しを求める訴訟が05〜10年に全国10地裁で起こされ、計約120人が参加した例がある。

13年度予算の生活保護費は国と地方で計3.7兆円。政府は切り下げに加え、生活保護法改正案と生活困窮者自立支援法案により制度を抜本的に見直そうとしていたが、2法案は6月26日に閉会した国会で廃案になり、切り下げだけが先行実施される。【遠藤拓

☆転載終了☆

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