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稲葉剛(NPOもやい)『生活保護から考える』岩波新書(2013.11.20)

稲葉さん(「NPOもやい」代表理事・「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション呼びかけ人)の『生活保護から考える』が岩波新書で2013年11月20日に出版されました。超お勧め本です!

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稲葉剛『生活保護から考える』岩波新書
《すでに段階的引き下げが始まっている生活保護制度.生きるための最後の砦であるこの制度がこの秋,大きな岐路を迎えている.不正受給の報道やバッシングのなか,どのような事態が起ころうとしているのか.生々しい当事者の声を紹介するとともに現場の状況を報告,いま,何が問題なのか,その根源を問う.》

 

以下は『生活保護から考える』203-204頁からの引用です。

《生活保護制度の本当の意味とは何でしょうか。それは人間の「生」を無条件で保障し、肯定するということだと私は考えています。「生」と言うと、最低限の生存が維持できている状態という意味に受け取られがちですが、ここで言う「生」とは衣食住だけでなく、健康で文化的な生活、つまり「人間らしく生きる」ことを意味しています。
  現代社会において「人間らしく生きる」ためには経済的な基盤が不可欠です。その基盤を支えるための制度はさまざまありますが、どんな人に対しても最後のラインで「生」を防衛しているのが生活保護制度だと言えます。その意味で、生活保護制度は「人間らしく生きたい」という人として当然の願いを無条件で肯定している制度だと私は思います。》

 

※この記事のリンク用短縮URLです。⇒ http://nationalminimum.xrea.jp/inabakangaeru

メッセージパラソル《生活保護はすばらしい》

生活保護は素晴らしい
(※メッセージパラソル画像はクリックすると大きくなります)

 

      「生活保護はすばらしい」傘オブジェ

         制作期間 2週間

今回は傘を使った作品です。46個のバラをフェルトで作り、傘に縫い付けました。
生活保護は、恥ずかしい制度ではなく、わたし達を守り支えてくれる、すばらしい制度なのだという思いを込めて作った作品です。

 

作者「M」プロフィール
 生活保護利用者。
「メッセージクロス」の作品を通して、自分自身を表現しています。
NPOもやい」で、毎月第三土曜日「女性限定リラクゼーション」のボディケアの仕事をしています。

 

お知らせ】《メッセージクロス展 第2弾!》を「サロン・ド・カフェ こもれび」(東京・飯田橋/アクセス)で開催中です。

展示日
サロン・ド・カフェこもれび《※》開店日
10/19、11/2、11/9、11/16、12/7、12/14

《※「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」が運営するコミュニティ・カフェです》

展示時間
11:00-17:00

展示場所
こもれび荘1階《東京都新宿区新小川町8-20/アクセス

 

※この記事のリンク用短縮URLです。⇒ http://nationalminimum.xrea.jp/mmp

11/13院内集会の写真

2013年11月13日に開催された院内集会 どこまでやるのか!?弱い者イジメの生活保護「改革」~生活保護基準引き下げ+生活保護法「改正」にNO!~》(参議院議員会館・講堂/主催:「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)の写真15枚を公開します。なお、集会の内容は、会場からの実況ツイートまとめページをご覧ください(※2つあります)。

「院内集会 どこまでやるのか!?弱い者イジメの生活保護「改革」~生活保護基準引き下げ+生活保護法「改正」にNO!~」中継まとめ

どこまでやるのか!?弱い者イジメの生活保護「改革」(11/13集会まとめ)

 

以下の写真撮影は野神健次郎さん(貧困.org)/中村順です。

司会進行の雨宮処凛さん(作家/向かって右側)と河邉(こうべ)優子さん(弁護士)。
集会の最初に和久井みちるさん(元生活保護利用当事者・『生活保護とあたし』著者)による開会宣言が行なわれました(和久井さんは「撮影オフ」のため、写真はありません)。

 

福島みずほ参議院議員(社民党)。


小久保哲郎さん(弁護士)の基調報告「生活保護をめぐって何が起きているか」。


山本太郎参議院議員(無所属)。

 

三輪隆さん(埼玉大学教授・研究者共同声明運動呼びかけ人代表)。


辰巳孝太郎参議院議員(日本共産党)。


 荒川生活と健康を守る会のお2人。


安形義弘さん(全国生活と健康を守る会連合会会長)。


久昌以明さん(全日本年金者組合副委員長)。


岩森あかねさん(神奈川最賃裁判原告)。


稲垣智哉さん(向かって左側/さくらんぼの会)。


尾上浩二さん(DPI日本会議事務局長)。


稲葉剛さん(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長)まとめ・閉会あいさつ。


M」さん制作のメッセージ・オブジェ《改悪STOP 堂々と 胸を張って 生きていく》の下部。このオブジェは演壇の脇に飾られました。

 

M」さん制作のメッセージ・オブジェ全体(関連ウェブページ)。

この日の院内集会に参加された人も、参加できなかった人も、お疲れさまでした(さまざまな理由で集会やデモに参加できない人たちも「運動のなかま」です)。
現在の状況は厳しいものかもしれませんが、「いのちをおろそかにする」政治が長く続くことはありません(歴史が示しています)。
これからもお互いに助け合い、けして希望を失わず、しぶとく生き延びていきましょう。

 

※当記事に掲載した写真15枚のうち3・4・5・6・7・8・9・11・12・13・14枚目は野神健次郎さん(貧困.org)撮影です。1・2・10・15枚目は中村順(「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション)撮影です。文章は中村です。

 

※この記事のリンク用短縮URLです。⇒ http://nationalminimum.xrea.jp/pt131113

メッセージクロス《羽ばたく わたしの想いと 新しく生まれる わたしの想い》

羽ばたく わたしの想いと 新しく生まれる わたしの想い
(※メッセージクロス画像はクリックすると大きくなります)


      「羽ばたく わたしの想いと 新しく生まれる わたしの想い

         横163㎝ × 縦103㎝  制作期間 3週間

今までは明るい布で作ってきましたが、今回は、ずっと使ってみたかった色『黒い布』で作ってみました。

最近の私のテーマでもある『自分を解放する』ということを、今回も表現。
今、自分が伝えたいこと、抑圧してきた感情、過去の苦しかったこと。。。それらを手放した時、今まで培ってきた新しい自分自身と出会えるのではないか。。。と思いながら作った作品です。

 

作者「M」プロフィール
 生活保護利用者。
「メッセージクロス」の作品を通して、自分自身を表現しています。
NPOもやい」で、毎月第三土曜日「女性限定リラクゼーション」のボディケアの仕事をしています。

 

お知らせメッセージクロス展 第2弾!》が2013年10月19日(土)より「サロン・ド・カフェ こもれび」(東京・飯田橋/アクセス)で開催中です。

展示日
サロン・ド・カフェこもれび《※》開店日
10/19、11/2、11/9、11/16、12/7、12/14

《※「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」が運営するコミュニティ・カフェです》

展示時間
11:00-17:00

展示場所
こもれび荘1階《東京都新宿区新小川町8-20/アクセス



この記事のリンク用短縮URLです。⇒ http://nationalminimum.xrea.jp/mmc24
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