いのちの切り捨てを許さない!!新宿アルタ前アクション&パレード(写真10枚)

2013年9月29日に実施された《いのちの切り捨てを許さない!!新宿アルタ前アクション&パレード》の写真10枚を紹介します。
撮影は山本由里子さんです。山本さん、ありがとうございます。

 

新宿アルタ前で午後3時よりアクション開始。マイクアピールは福島みずほ・社民党代表です。

 

向かって左端、マイクを握るのは河添誠さん(首都圏青年ユニオン)。《いのちの切り捨てを許さない!! ~生活保護改正案&生活困窮者自立支援法にNO!》。

 

日曜日の午後、新宿アルタ前でさまざまなプラカードやメッセージクロスが掲げられています。

 

M」さんのメッセージクロス《生活保護 引き下げ 改悪 STOP ~いろんな みんなの 生きるがある~》。

 

M」さん制作の「くす玉」《生活保護ありがとう》。

 

6枚目~10枚目の写真はパレードの様子です。午後5時に柏木公園を出発する直前。《生活保護はみんなのセーフティネット》。

 

M」さんのメッセージクロスを先頭にパレードスタート。トラメガを肩にかけているのは稲葉剛さん(NPOもやい)です。

 

《社会保障切り捨てNO!》 《「STOP!生活保護基準引き下げ」アクション》。

 

《年金や最低賃金を上げろ!》。

 

M」さんのメッセージクロス《愛あふれる あたたかな 生活保護 引き下げSTOP》。

アクションとパレードに参加された皆さま、今回は参加できなかった皆さま、ありがとうございます。いのちを切り捨てる悪政には断固として「NO!」を言い続けましょう。今後もよろしくお願いします。

(写真撮影: 山本由里子/文章: 中村順)

 

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動画《記者会見:研究者が再び生活保護法改悪反対の共同声明に》

2013年9月13日に行なわれた記者会見「研究者が再び生活保護法改悪反対の共同声明に」の動画です。
動画制作はみわよしこさん(フリーランスライター)です。みわさん、ありがとうございます!

2013年9月13日研究者共同声明記者会見

 

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動画《ここが問題!生活困窮者自立支援法》

シンポジウム《ここが問題!生活困窮者自立支援法》(2013年9月13日、文京区民センター)の動画です。
動画制作は神部紅さん首都圏青年ユニオンです。神部さん、ありがとうございます!


Video streaming by Ustream

ここが問題!生活困窮者自立支援法

 

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さいきまこさんの漫画『陽のあたる家 生活保護に支えられて』連載第3回(最終回)

さいきまこさん作の漫画『陽のあたる家 生活保護に支えられて』(「生活保護」を考える3回連続シリーズ最終話)が秋田書店発行の月刊誌「フォアミセス」2013年10月号に掲載されました。今日9月3日の発売です。最終回では「保護費引き下げの他制度への影響」が描かれています。作品の制作には「生活保護問題対策全国会議」「NPO法人 自立生活サポートセンター もやい」および生活保護ケースワーカーを15年勤めたTさんが協力しています。

「生活保護」を考える3回連続シリーズ最終話!!陽のあたる家 生活保護に支えられて

さいきまこ

「生きていくために」生活保護を受給することになった沢田家。しかし、そのために周囲からの非難にさらされることになる。一家は精神的に追いつめられて…!?

 

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メッセージクロス《生活保護 改悪 引き下げ 反対 ~それぞれの 心・言葉の 背景にあるものを 知る~》

生活保護 改悪 引き下げ 反対 ~それぞれの 心・言葉の 背景にあるものを 知る~
(※メッセージクロス画像はクリックすると大きくなります)

 

          「生活保護 改悪 引き下げ 反対
    ~それぞれの 心・言葉の 背景にあるものを 知る~

          2013年 2月18日制作   制作期間 8日
          横120㎝ × 縦90㎝

 「クモの巣」に張られている「生活保護」の文字は、「生活保護」が厳罰化され、ガチガチに縛られているというのを「クモの巣」で表現しました。
そのクモの巣に縛られている「生活保護」を、みんなで「改悪反対」の旗を掲げながら、虹色の羽の橋を渡り、「本当の意味の生活保護」を取り戻しに行く旅に出ました。
そして、無事に取り戻すことができ、アフロヘアーのスーパーマンのマントに「生活保護」の文字が誇らしく掲げられ、みんな安心して、のびのびと暮らしています。
今回も新しいキャラクターおさるの「モンキチ」が登場!!「クモの巣」は、ビーズを使い一針一針縫いました。

  今回のメッセージに込めた思いは「生活保護」を利用する経緯は人それぞれで、いろいろな背景があり、いろいろな問題を抱えています。
制度を利用したからといって、すぐに就職ができる人もいれば、できない人もいる。。。
例えその人が、元気に見えて昼間からお酒を飲んでしまったり、ギャンブルをしてしまっても、そのような行為をしてしまう「その人なりの理由があるのだということ」そのような行為に至るまでの「その人の様々な背景があるのだということ」。。。
そして「働くことが怖い」という人の「言葉の背景」には何があるのか。。。ということにもっと耳を傾けて欲しい。。。という思いがあります。
でも、その一方で「生活保護利用者の方が自分達よりも得をしている」と言う人達もまた、そのような言葉を発する「言葉の背景」があるということ。
そういうことを、お互いが歩み寄りながら、断裂するのではなく、一緒に考えていきたい。。。という思いを込めたメッセージです。

 

作者「M」プロフィール
 生活保護利用者。
「メッセージクロス」の作品を通して、自分自身を表現しています。
NPOもやい」で、毎月第三土曜日「女性限定リラクゼーション」のボディケアの仕事をしています。

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『わたしたちはすでに自立しています』野神健次郎

  生活保護利用者に対して、よく「自立していない」という声を聞きますが、それはまちがいです。

  たとえば、わたしは精神疾患をわずらって家を追われホームレスになりましたが、路上の生活では、あらゆることに選択肢がありません。ゴミとして捨てられた残飯を食べざるを得ず、風呂にも入れず、着たきりスズメ、寝る場所すら選べない状態です。

  7年後に入ったホームレス施設では、食事は一種類のメニューが「与えられ」、風呂は時間と回数制限の中で「供給され」、衣料は一部が「支給され」、睡眠は時限付きで「許され」ます。住所設定で選挙に行く「選択肢」が与えられ、身分証明によって図書館で本を借りるなどの「選択肢」も与えられます。

  そうして生活保護では自分で食事を「選択し」、入浴を「選択し」、着るものを「選び」、睡眠時間を「選択」する生活に入ります。ようやく毎日を主体的に生活できるようになるのです。

  これらを福祉では「自立が進んだ」と呼びます。「自立していない」のではなく「自立が進んだ」のです。これはどういう意味でしょうか?

  現代福祉では、自立を「自己選択と自己決定による人格的自立」と定義します。人に頼らない旧来の「自助」ではなく、必要なサービス、必要な人の手を借りて、主体的に生活するのです。

  できないことは人に手伝ってもらい、動ける範囲、活動範囲を広げ、自己決定できる機会を増やしてゆく。人の指図ではなく、自分の決定で行動する。出来合いの物を与えられるのではなく、お金をどう使うかを自分が決める。それが現代の「自立」です。

  生活保護制度の利用は、それ自体がすでに自立なのですね。したがって「生活保護利用者は自立していない」がまちがいであることがわかります。同時に「自立を促す」こともまちがいだとわかるでしょう。自立に必要なくなれば制度を利用しなくなりますが、それがすなわち「自立した」ということではありません。自立生活に欠かせなければ、制度は利用されなければなりません。

  「生活保護は恥」「恩恵」「人権が制限されるのもしかたがない」という声があります。およそ現代福祉とはかけ離れた、時代おくれの思想です。

  なぜなら、生活保護の利用者はすでに自立しており、他の人たちに劣るところがまったくないからです。この制度は「人々が正々堂々、胸を張って生きられる」ためにあります。利用者がバッシングされたり見下されたり揶揄されるいわれはありません。

  「人々が正々堂々、胸を張って生きられる」制度。その実現に、わたしはわずかながらでも、ちからを尽くしたいと思います。

 

 《野神健次郎 プロフィール: 生活保護利用当事者。精神疾患治療のかたわら、エッセイや動画配信などさまざまな方法をとおして、福祉の理念を伝える活動をおこなっています。》

 

※この記事のリンク用短縮URLです。⇒ http://nationalminimum.xrea.jp/nk130829

『間違いだらけの生活保護「改革」 Q&Aでわかる 基準引き下げと法「改正」の問題点』明石書店(2013.8)

生活保護問題対策全国会議編『間違いだらけの生活保護「改革」 Q&Aでわかる 基準引き下げと法「改正」の問題点』が2013年8月31日に明石書店から発売されます。生活保護に関する最新情報が分かりやすくまとめられています。関係者の奮闘により《執筆校正期間3週間の突貫作業》!で制作された力作です。ぜひお読みください。

間違いだらけの生活保護「改革」 Q&Aでわかる 基準引き下げと法「改正」の問題点

生活保護問題対策全国会議 編

ISBN 9784750338743

判型・ページ数 A5・160ページ

出版年月日 2013/08/30

内容紹介 「生活保護バッシング」のなか、2013年8月から生活保護の基準が引き下げられ、制度を揺さぶる法「改正」の動きも急である。医療、年金、介護、教育など、生活のあらゆる領域に影響が及ぶ生活保護「改革」の動きをわかりやすく検証した緊急出版企画。

 

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動画《生活保護制度改悪学習会 講師 田川英信さん(東京自治労連書記長)》

田川英信さん(東京自治労連書記長)が講師を務めた学習会の映像記録です。田川さんは、東京都区部の福祉事務所で生活保護の地区担当員(ケースワーカー)として10年、ケースワーカーを指揮監督する保護係長(査察指導員)に5年従事された経験をお持ちです。動画制作は吉岡力さん(DCI《子どもの権利のための国連NGO》日本運営委員・事務局)です。

 

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メッセージクロス《わたしを大切に 生きていく ための 生活保護 ~大切な権利 引き下げ反対~》

わたしを大切に 生きていく ための 生活保護 ~大切な権利 引き下げ反対~
(※メッセージクロス画像はクリックすると大きくなります)

 

         わたしを大切に 生きていく ための 生活保護
          ~大切な権利 引き下げ反対~

       2013年 1月31年制作   制作期間 7日
                  横140㎝ × 縦90㎝

前回のメッセージクロスに引き続き、サーカスをイメージしてみました。今回は、空中ブランコです。空中ブランコに挑戦した、かめの「ゆるぽん」も失敗してしまいましたが、でも大丈夫!!失敗しても大丈夫なように、みんなでネットを張って・支え見守っています。ネットを張っている「きりん」の「リンリン」も新たに登場!!みんなも鉢巻と、たすきをかけ「引き下げ反対」の声を上げています。

空中ブランコも、きちんと支え・守ってくれるネットさえあれば、安心して楽しく演技をすることができます。生きていると失敗したり、つまずくこともあります。その時に転がり落ちてしまっても、ふわっと温かく包みこんでくれる人や・居場所・福祉の制度があれば
「もう一度、生きてみよう・頑張ってみよう」と思えるような気がします。

私たちは「人間らしく生きる権利」を生まれながら持っています。
そういう権利を大切にしながら生きていくということは、突き詰めると「自分自身を大切に生きていく」ということに繋がっていくのではないか。。。という思いを込めて描きました。

 

作者「M」プロフィール
 生活保護利用者。
「メッセージクロス」の作品を通して、自分自身を表現しています。
NPOもやい」で、毎月第三土曜日「女性限定リラクゼーション」のボディケアの仕事をしています。

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動画《8/19審査請求妨害をしないように記者会見と申し入れ》

生活保護の審査請求妨害をしないように記者会見と申し入れが、2013年8月19日、厚生労働省で行なわれました。出席者は、安形義弘さん(全生連)、山口一秀さん(中央社保協)、小久保哲郎さん(弁護士)。
その映像記録を紹介します。動画制作は@Free_Journal石坂元一さんです。石坂さん、ありがとうございます。

2013年08月19日東京・霞ヶ関、生活保護審査請求妨害をしないように要請会見

 

※この記事のリンク用短縮URLです。⇒ http://nationalminimum.xrea.jp/130819

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